この構法は、溝板両端の立上がり部を巻きはぜに組み上げたものです。最近ではかん合タイプが登場しています。
立平ぶきの例
立平ぶき(巻はぜ)
立平ぶき(かん合)
蟻掛ぶきは立平ぶきの変種であり、立平ぶきの中間に鋼線の心線を通し、溝板をつかみ込み、負圧強度を上げたもので、積雪地で用いられています。
蟻掛けぶき
スタンディングシームぶきは、心木なし瓦棒ぶきから心木をなくし、溝板と溝板の合わせ部分に独特の吊子を配置し、キャップによってかしめる構法で主に鋼板が使われます。
スタンディングシームぶき