鋼板製外壁材 飛来物耐衝撃性試験

米国で採用されている標準試験法ASTM E 1866、E 1996に準じて確認

台風等の強風時には外壁材に大きな風圧が作用するだけでなく、周囲からの飛来物の衝撃も受けることがあります。飛来物が外壁材や開口部を貫通すると、建築物内の居住者に直接危害を及ぼすおそれがあるほか、開口の発生に伴う室内圧の上昇によって屋根その他の構造部分に損傷を及ぼす可能性があります。
そこで、鋼板製外壁材の飛来物に対する耐衝撃性能を米国で採用されている標準試験法ASTM E 1886、E 1996に準じて確認しました。

飛来物耐衝撃性試験

試 験 体

角波 0.35mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm

スパンドレル 0.5mm

金属断熱サンドイッチパネル 25mm

飛来物発射試験装置

飛来物発射試験装置

加撃体:試験タイプ

タイプ 質量 m [㎏] 材質 v [m/s(km/h)] 衝 突 速 度 運動エネルギー W [J]
2g×10個 鋼球 39.6 (142.6) 15.7
0.90 木材(2'*4') 15.2 (54.7) 104.0
2.05 木材(2'*4') 12.2 (43.9) 152.6
4.10 木材(2'*4') 15.2 (54.7) 473.6
4.10 木材(2'*4') 24.4 (87.8) 1,220.5

動画:飛来物耐衝撃性試験

動画再生時に音声が出ます。ご注意ください。

角波 0.4mm タイプE

スパンドレル 0.5mm タイプD

金属断熱サンドイッチパネル 25mm タイプE

飛来物耐衝撃性

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