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断熱亜鉛鉄板委員会

折板屋根にできること

鋼板製(断熱亜鉛鉄板)折板屋根の特長

1 軽 量

鋼板製折板屋根は板厚 0.6 ~1.2mm の鋼板を使用しているため非常に軽量で地震に強いです。単位重量 … 約7.5 ~15.0 kg/㎡

2 高強度(高剛性)

コイル状の鋼板をロールフォーミングにより所定の山形(波形)形状に成形することで、外力(風圧力、積雪荷重)に対して剛性を維持し、高強度を発揮します。
※ロールフォーミング:複数のコマが並んだローラーの間に鋼板を通すことにより、鋼板を変形加工する手法。

3 省施工性

ロール成形機を用いることで、要求される屋根の長さに応じた長尺成型板を生産することができます。そのため、瓦・スレートで屋根を葺くのとは異なり、流れ方向に継ぎ目がなくなることから、施工工数の省力化が可能となっています。

4 安定した品質

鋼板製折板屋根は1977年に日本工業規格(JIS A 6514)に制定されています。
また、折板屋根はロール成形機により連続生産されていますので、安定した品質を有しています。

5 耐久性・耐候性・耐食性・メンテナンス性

素材は、加工性・耐食性に優れた溶融55%アルミ- 亜鉛合金めっき鋼板(ガルバリウム鋼板)が主流となっています。
また、建物の用途、立地条件、意匠性に合わせて各種の塗装鋼板、被覆鋼板を選定いただけます。

なお、当協会は永く鋼板製屋根を使用していただくため3冊の図書を発行しております。
● 鋼板製屋根構法標準(SSR2007)
● 鋼板製屋根・外壁の設計・施工・
  保全の手引き(MSRW2014)
● 初めて学ぶ もう一度学ぶ
  金属の屋根と外壁(LLM2017)

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