防火材料・耐火構造認定一覧

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認定番号 QM-9849

特徴

1.準不燃材料認定です。

2.1種と2種(制振材付き)があります。

それぞれ金属板や裏打材の厚さ制限が異なります。

3.1種は、金属板厚さが0.5㎜以上で適応裏打材は、無機質高充填フォームプラスチックで厚さ9㎜以下で、委員会の性能確認を受けた製品に限定されます。

接着剤はクロロプレン系、アクリル系またはウレタン系で、塗布量は固形分15g/㎡以下です。

4.2種は、金属板厚さが0.6㎜以上で適応裏打材は、制振材付き無機質高充填フォームプラスチックで厚さ4㎜以下で、委員会の性能確認を受けた製品に限定されます。

接着剤はクロロプレン系、アクリル系またはウレタン系で、塗布量は固形分15g/㎡以下です。

5.認定名称

無機質高充填フォームプラスチック/金属板…1種
無機質高充填フォームプラスチック/金属板…2種

概要

1.防火材料仕様:対象の防火材料認定番号と裏張り材

QM-9849 (無機質高充填フォームプラスチック裏張/金属板)裏打材の適用厚みは表-4を参照。
1種(ハイエチレンスーパー、フネンエース)
2種(しずかエ-ス)

(※各メーカーの個別認定品は対象外)

2.確認事項

以下の仕様であることを必ず確認下さい。

① 使用できる鋼板の種類と厚み

② 使用できる裏張り材の種類と厚み

③ 裏打材は、委員会で性能確認を受けた製品

材料等

1.主構成材料

①金属板:厚さは表5を参照。

  • JIS G 3302(溶融亜鉛めっき鋼板)JIS G 3313(電気亜鉛めっき鋼板)JISG3314(アルミめっき鋼板)…等の亜鉛・アルミめっき鋼板
  • JIS G 4304~4307、4312(ステンレス鋼板)等の高耐候性鋼板
  • JIS G 3312(塗装溶融亜鉛めっき鋼板)JIS G 3318(塗装溶融亜鉛-5%アルミめっき鋼板)JIS G 3320(塗装ステンレス鋼板)等の焼付塗装鋼板で不燃材料に認定されている融点1450℃以上の鋼板

②裏打材:種類と厚さは表4を参照

2.副構成材料:接着剤(塗布量は表5を参照)

①接着剤:クロロプレン系、アクリル系またはウレタン系

表4 断熱亜鉛鉄板委員会で性能認定を受けた製品
認定番号 裏打材 製品名 断熱材厚み
QM-9849 無機質高充填 フォームプラスチック 1種 昭和電工 (ハイエチレンスーパー)
古河電気工業 (フネンエース)
厚さ:9㎜以下
2種(制振材付き) 古河電気工業 (しずか工-ス) 厚さ:4㎜以下
表5 認定番号と各仕様の条件
認定番号 金属板厚み 製品名厚み 接着剤塗布量
QM-9849 0.5㎜以上(1種) 9㎜以下 15g/㎡以下(固)
0.6㎜以上(2種) 4㎜以下 15g/㎡以下(固)

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